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2008年4月22日 (火)

Link Board

元々、この奇術はPaul CurryがPhoenix誌 123、1947年(合本p.496)の彼のコラム“Curry Favors”の中で図入りで紹介している“Linked”に端を発します。 オールド・タイマーには知られたQuickTrickです。若いマニアには、“Dean Box”に使われている原理として有名かもしれません。

要するに「2本の紐がありえない状態でつながる」という現象。 Dean Boxは素晴らしい奇術で、是非やってみたいのですが、意外と嵩があり持ち歩くのが不便。 というわけで、同じ現象が箱ではなく板でも可能なことに気付き、その後変わったクライマックスを加えて出来上がったのがこの作品です。

Link_board_1現象 :                                                 穴が2つ空いた板があります。穴を通して不思議な現象が起こることを説明します。   まず両方の穴に二つ折りにした紐のループの部分を差し込みます。端は片方から出た状態のまま、ループ部分でつながります。                             今度は両端をお客さんに持っていてもらいますがやはりつながります。            1本だけ両方の穴に通し、ループ部分にお客さんが持ったリングがつながります。              それだけではなく、いつの間にかマジシャンの上着のボタンホールにも通っています。 「実は、紐にも変化が起こっている」と言い、穴から紐を引っ張るといつの間にか数m伸びてしまっています。 

少々『変わった味』のある奇術で、色々な奇術を見たことのある人に特に受けが良いようです。 

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2008年4月21日 (月)

神戸マジックコンベンション

昨日は、神戸奇術研究会主催の『神戸マジックコンベンション』に参加してきました。

この会は、高名な松田道弘氏を中心に、日本を代表する奇術研究家6,7名で構成され、例会の度に全員演技を披露しなくてはならないというもので、今年で結成2年目。

その会主催の初コンベンション。全国で30名限定のClose-Up Magic限定の会です。

僕は会員ではないのですが、演技を依頼され、参加しました。

出演者の皆さんは、凄いマジシャン揃いで、非常に不思議だったり、大笑いさせられたり・・・ 

特に印象に残ったのは・・・日本が誇る世界的なクリエイターの赤松洋一氏の『2重の蓋付き瓶に入るコイン』。 ゲストの上口龍生師の『Bill in Lemon』。 この二つは超不思議!!

その他、色々刺激的な作品を沢山拝見し、有意義な一日でした。

ちなみに僕の演目は・・・・ 『Bill in Walnut』 http://cullblog.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/bill_in_walnut.html と 『Link Board』 でした。   2つ目の作品の詳細は後日、本ブログに掲載予定です。 まずまず、好評で安心しました。

本番の演技より、実は二次会で披露した 『Mickey Puncture !』 http://cullblog.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/mickey_puncture.html と 『Very Plastic Lady』http://cullblog.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/very_plastic_la.html  の方が受けてたりして・・・(汗)

このような機会を与えてくれた、福岡康年様、ありがとうございました。

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2008年4月 6日 (日)

新・箱根クロース・アップ祭

昨日から一泊で行われ、濃いクロース・アップ・マジックだけの祭典『新・箱根クロース・アップ祭』に参加してきました。

新になってから既に16回目。 僕は旧のときから数年に一度参加してきましたが、この会は大変優れた奇術師を海外から数名ずつゲストとしてお呼びし、全国から100名限定の参加者で盛り上がる会なのです。

今回はカナダのデイヴィッド・ベン師とフランスのゲータン・ブルーム師。

まず、会場となる旅館に到着するとまだチェックイン不可で、ロビーに何人か知った顔が。見ると、デイヴィッドが座ってます。早速挨拶したところ、いきなり横に座らされ、次々に面白いカード奇術を見せてくれました。しかも、披露しながら解説も。 彼は最近プロフェッサー・ダイ・ヴァーノンの伝記も執筆した研究家でもあり、大変知識豊富で、カナダ(特にRoss Bertramに師事)、アメリカ(特にNY)の奇術家たちとの交流があった人。 テーブル上で普通のリフル・シャッフルをするスタイルで行われるパーフェクト・ファローをはじめ、色々と興味深いテクニックを教えてもらえた。Dr.Daleyの発表しなかったMultiple Shiftの方法が面白かった。 なにしろ、非常に気さくで、親切ないい人でした。

その日は彼らのショーと、ブルームのレクチャー。

0846gaetan_bloomゲータン・ブルームは最高でした。 とにかく、観客の心をしっかりつかむ、緻密な演出、オリジナリティーの強烈な奇術群。最後は2度のアンコールもあり、自然とスタンディング・オベーション!! みんなの心にしっかり残ったのは『カード・イン・キウィ・イン・オレンジ・イン・レタス』 非常に特殊な演出。 要するに題名の現象なのですが、キウィなどの果物をドンドン切ってはダンボールに捨てていく。 最終的にそのゴミを客にぶちまけようとするが、今まで大量に放り込まれた野菜が一瞬に消えてしまう。そうして、表題のクライマックスに至ります。 意表を突く、凄いインパクト。 

その他、参加者に古くからの奇術の友人達も多く、ほぼ徹夜で盛り上がり、大変楽しい2日間でした。

主催者のマジックランドさん、いつもありがとうございます!

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2008年4月 3日 (木)

4月の予定

マジシャンCULLの4月の主な予定です。

4月5,6日 新箱根クロース・アップ祭   東京の老舗マジックショップ『マジックランド』主催のもう何十年も続いている、Close-Up Magic限定のコンベンション。 全国で100人限定の泊りがけの祭典。 毎回、海外から優れたマジシャン数名が呼ばれ、演技とレクチャー。そして、参加するお客さんたち自身が日本を代表するマジックファンなので、夜通し行われるマジックの見せ合いも凄いのです! 今回のゲストはフランスの鬼才・ゲータン・ブルーム(Gaetan Bloom)師とカナダの才人・デビッド・ベン(David Ben)師。楽しみです。

4月16日 金澤CULL例会  今回は東京堂出版『カードマジック事典』という、マジシャン必携の本から、メンバーそれぞれが「これは読み飛ばしてるだろ」と思われる作品を出し合うマニアックな企画。

4月20日 神戸マジックコンベンション  神戸奇術研究会は日本を代表する研究家・松田道弘氏を中心に日本のトップの研究家達で構成された優れた会。この会の創立2周年記念として行われる、全国30人限定のコンベンション。会員ではないのですが、なぜか私も出演します。 出演者も素晴らしいですが、何と言っても参加者が全国で30人限定なのですごいメンバーが集まりそうで楽しみです!

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