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2008年10月23日 (木)

『 マッチ 』

カード、コインをClose-Up Magicの両巨頭とすると、その後に続くものは・・・いっぱいある、ということになります(笑)

そんな中で、身近な道具で、作品数が多く、現象もバラエティーに富んでいるアイテムというと・・・マッチがあります。

マッチの奇術は当然マッチ発明以降ですから、それほど古くは無いのですが、世界中で殆んど同じ形のものが使われており、安価で入手しやすいことから、たくさんの奇術が生まれました。

Matchies マッチ棒を使うものだけでなく、マッチ箱を使うもの、ペーパーマッチを使うものもあり、それぞれ色々なデザインがあるので、現象も豊富です。

道具が小さいので、実際のショーでこれが主役になることはありませんが、ちょっとした珈琲ブレイクで披露するには打ってつけのアイテムです。

僕がよく演じるマッチの奇術は・・・

“Match Penetration”(マッチ棒が別のマッチ棒を溶けるように通過する)  “Clear Deception”(マッチ箱の引き出しを押し込むと、別の箱の引き出しが飛び出す)  “Match Tricks”(マッチ棒をポケットにしまうが、何度も手に戻ってくる)  “Match Stickler”(ペーパーマッチを1本ちぎり、火をつけ吹き消すと、棒が消え、焦げたマッチがケースに戻っている)  “Bill in Matich Box”(サインされたお札が、お客さんが持っているマッチ箱から出てくる)  “Animated Match Box”(手の甲に乗せたマッチ箱が、自分で立ち上がる) ・・・・

キュートでなかなか良い奇術ばかりです。 喫茶店や飲んでいる席で取り出しても違和感無く、お店にあるものでも出来るところが強みです。 ただ、最近は禁煙のため、お店でもマッチが無いところが増えてきました。 僕は10数年前喫煙をやめたのですが、マッチがなくなるのはちょっと寂しい。

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2008年10月21日 (火)

『 大和・孫の日フェア 』

19日は、金澤の老舗デパート、子供服売り場フロアーにて、クロースアップ・マジックを披露するお仕事でした。 昨年も同じイベントでオファーをいただきまして、ありがとうございます。

エスカレーターを降りたところにテーブルを置き、立ち止まってくれたお客様にマジックをご覧頂くサービス企画。30分程度のショーを4回。

こういうイベントは、マジック目的のお客様は皆無ですので、ストリート・パフォーマンス同様、まずはお客様に立ち止まってもらうのが一苦労なのです。 幸い、この日は順調にお客さんが立ち止まってもらえ、それほど苦労しませんでした。 

一応、子供向けのイベントで、場所も子供服、おもちゃ売り場なわけですが、結果、一番楽しんでいただけたのは、保護者、若い男性、そしてデパートのスタッフの皆さんでした。1回ごとに観にきてくれるスタッフが増えるヽ(´▽`)/ また、2回目を見てくれた紳士は4回目にもわざわざ再来いただき感激でした!

30分4回というのは結構疲労するのですが、楽しい一日となりました。

来場頂いたお客様、大和デパート様、ありがとうございました! また、お願いします。

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2008年10月18日 (土)

『 アヒル 』

金澤CULLメンバーK君の披露宴2次会でマジックを披露する事になり、色々悩み、結局1つは 『 Harmonized Puzzle 』 という、披露宴の定番ネタをすることに。http://cullblog.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/harmonized_puzz.html

しかし、もう1つはK君、および列席のマジック関係者があまり見たことがなく、かつ楽しい奇術を、ということで 『 Card Picking Duck 』 をやることにしました。

Sa3a0003 これは、海外では定番コメディーマジックで、道具自体は日本でも有名なんですが、日本で実際に演じられているのを見たことがありません。 と言うのも、不思議さはあまりなく、主にこのおもちゃとの掛け合い漫才のようなものなんです。 で、海外で行われている台詞を使っても、それほど日本で受けないので、日本のお客さん用の台詞を作らなければならないのです。

いつか使えるかと思い購入しましたが、添付されていた解説書は、どう考えても、僕が使って笑いを取れるものではなく、何年も「お蔵入り」していました。

そして、披露宴の数週前に、これの存在を思い出し、可愛い道具だし、やってみたい奇術ではあるので、少々考えてみました。 すると、いきなり6,7個のジョークを思いついたのです。 

というわけで、自分の中で大いに盛り上がり、ついに実演に至りました。

結果、初演にしてはそこそこ受け、要所要所で笑いも頂け、大満足でしたヽ(´▽`)/

とは言え・・・ この奇術を使えるシチュエーションが滅多になく、次、いつ登場するのか・・・全く予定がありません・・・・(^-^;

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2008年10月17日 (金)

『 エル・ガート El Gato 』

金澤には珍しい『バール』(スペインの街中にある、立ち呑み居酒屋スタイルのお店)が出来たと聞き、マジックのお仕事帰りに、ふらりと立ち寄ったのが最初。

Photo午後6時からやっているので、待ち合わせに最適。 また、遅くまで開いてますから、最後のしめにも(笑)

お酒だけじゃなく、タパス(バールで供される小皿料理)も充実しており旨い!

色々な利用方法があるお店です。 坂尻さん、これからもヨロシク!

金沢市片町1-5-32 076-263-6146 営/18:00~翌2:00

休/日曜(月曜が祝日の場合は日曜営業、月曜休)

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2008年10月 3日 (金)

CULLの10月の主な予定

10月12日 マジシャンイーグルズ発表会   石川県を代表するステージマジックの団体の年1回の定期発表会。 野々市フォルテで午後1時から。入場無料。 金澤CULLから数名、開演前に会場のロビーでクロースアップ・マジックを12時半から披露。

10月12日 金澤CULLメンバーK氏の披露宴二次会  来場者に、メンバーの山岸隆氏と僕がマジックを披露。

10月15日 金澤CULL例会

10月19日 香林坊大和デパート 7階 クロースアップ・マジック・ショー 

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『 コイン 』

クロースアップ・マジックで、カードの次に出番が多いのはコインでしょう。

カードの項で書いたように、マジシャンが標準的に使用する道具、というものがあります。 コインの場合は、アメリカのハーフ・ダラー(50セント銀貨)です。 Coin

これは海外の見慣れぬ硬貨であり、しかも、現時点で米国本土でもほとんど使われない『古銭』に近いのです。 しかし、大きさが丁度良く、見栄えもするし、比較的安価であることから、世界中のマジシャンが愛用しています。
特に、1964年のものだけなぜか銀の含有量が多く、色合いも音も良いので、この年度発行のものが好まれます。

本質的には、見慣れた日本の硬貨で行った方が自然ですし、不思議さも強調されますが、如何せん、最大で500円玉ですが、色も黄色っぽく、舞台栄えがしません。 それに、もし日本の硬貨を使うなら、マジシャンが用意したものではなく、お客さんから借りなければ不思議さを強める意味にはなりません。 実際、500円玉を4枚借りることが困難な場合も多いのです。

これらの理由で、日本のマジシャンもハーフ・ダラーをよく使います。 

コインは、カードよりシンプルな現象が多く、あまりしゃべらず、優雅な動きで不思議を見せる、といった趣があり、特に女性のお客さんに人気が高いように思われます。

これは意外と知られていませんが、シンプルなだけに、カードマジックより数段難しいのです。
勿論、カードマジックにも難しいものもありますが、簡単なものもたくさんあります。
しかし、コインマジックで簡単なものはほとんどありません。

だから、上手なコインマジックをご覧になったとしたら、そのマジシャンは相当な腕前だと思われます。 是非、いつもより沢山の拍手をしてあげてください。

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『オリバー OLI-BAR』

金澤片町の裏通り、新天地の中央にあるバーです。 

Photo_2
新天地は、比較的若いお客さんが多く、ここもそうです。 時々、DJイベントなどもやってます。オーナーの北村君はマジック好きで、金澤CULLのメンバーでもあります。 彼自身下戸なのですが、色々なお酒を取り揃え、気さくな感じで、若いお客さんの落ち着ける遊び場的なお店。 常連のお客さんはなかなか多才で、サロン的な雰囲気もあり、良いお店です。

住所 金沢市片町2-5-12(新天地)
電話 090-2378-6865
営/19:00~翌3:00 休/無休 P/なし

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2008年10月 1日 (水)

『 カード 』 その2

「ポーカーサイズが多く使われる」と前回書きましたが、それはここ20年ほどのことで、僕が高校生のころまで、日本ではブリッジサイズが標準的で、当時流行った商品のパケットトリック(数枚のカードだけで行うマジック)も、大部分は『キャラバン』というブランド(←米国ではなぜかエービエーター Aviatorという別名です)が使われていました。 今でもヨーロッパのマジシャンは、自国の色々なカードを使っています。

しかし、マジシャンは必ず『紙製』のカードを使います。 日本では上質のプラスティックトランプが普及していますが、海外ではほとんど見られません。なぜなら、カードは『使い捨てるもの』だからです。というのも、古くなってくると、必ずカードに傷が付き、裏からカードの判別が可能になり、命を掛けるようなギャンブルには絶対使えないのです。 プラスティック製は長持ちするので、そう言った意味で矛盾した存在です。

また、圧倒的に紙製の方が扱いやすいのです。 世界の全てのカジノで紙製が使われていることが、それを証明しています。

さて、前述の『バイシクル Bicycle』について少々書きましょう。 まず、このカードは単純に言うと『3枚の厚紙を貼り合わせて』作られています。(実際はさらに表面に樹脂加工してあります。) なぜ、こんなに複雑なことになっているのでしょう? それは、紙には必ず『目』があります。これによって、湿度が加わると一定方向に反るのです。反ると非常に困ります。そこで、目が『互い違いになるように』3枚を貼り合わせて、反らないようにしてあるのです。
Peeled_card 写真を見てください。 真ん中の紙が黒っぽいのが分るでしょう。これによって、透かしても裏から何のカードか分らないようにしてあります。

ちなみに、3枚に剥がしてありますが、これは“Card Peeling”というテクニックです。 オリジナルマジックを作成するマジシャンには知られた技法ですが、結構難しいのです。僕は、それを簡単に行う方法を考案し、発表してあります。(東京堂出版『魅惑のトリックカード・マジック』松田道弘著 P.22 トリックカードを自分で作る方法。 “Adhesive Tape Card Peeling”)ご興味のある方は、書店で探してみてください。

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