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2010年2月19日 (金)

Squash & Toast

名著 "Greater Magic" に "Percy Abbotts The New Vanishing Glass"  という作品が解説されています。(P.854簡単に現象を紹介しましょう。 

ショットグラスにウヰスキーを注ぎます。グラスを両手で覆い隠し、手をどけると忽然と消えています。上着を広げて何も無いことを見せます。 空の手を膝の裏に持っていくと、そこからウヰスキー入りグラスが現れます。

現在でもAbbottのショップで$10という安価で販売されています。http://www.abbottmagic.com/searchquick-submit.sc?keywords=Squash

非常に有名な奇術で、大体の方法は知っていたのですが、解説の挿絵をチラッと見ただけで、長年『わかったような気』になっていたのです。いけないことです・・・・

1年ほど前、もう1度詳しく読み直してみて、この作品の真の素晴らしさに気付きました。要するに、手順の優れた点は、メイン現象よりも、事後処理にあったのです。 

しかし、実際に演じているのを見たことが無く、メイン現象の印象すら想像できていなかったのです。

そこで、実際に演じてみたところ、『事後処理』の部分はさておき、メインの現象が恐ろしいほどのインパクトを生むことがわかりました。『古典の持つシンプルで力強い底力』とでも言いましょうか・・・Squash_toast

似た現象に舞台奇術の『鳥かごの消失 Vanishing Bird Cage』があります。大体、現象も方法も似たようなものなのですが、「観客との距離の近さ」「即興性」「液体が入っていることによる扱い難さ」などによって、鳥かご以上の効果を発揮するようです。

この名作が、現代ではあまり演じられていないのが惜しまれます。

さて、レパートリー入りさせたのですが、少々扱い難い点があります。

それを、スキットル(ウヰスキーを持ち歩くために使う金属缶)を使用することにより実用性を高め、Table Hopの現場で気軽に、そして繰り返して使える手順に変えました。

また、マニア向けに、これを行った直後、お客さんの上着の中からも、ウヰスキー入りグラスを出現させ、一緒に飲み干す、というクライマックスも行うことがあります。

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2010年2月 3日 (水)

'10年2月の予定

マジシャンCULLの2月の主な予定です。

2月10日 金澤CULL 定例会  いつものように金沢市民芸術村研修室です。 悪天候が予想され、参加者は少人数と思われます・・・・

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