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2014年5月14日 (水)

コラム 『古典再考 Bravo Classic!!』

先月、JCMAから機関紙“Wonder”が発刊され、その中で『古典再考』というコラムを執筆しています。 100部限定なので、ご興味あれば是非 以下のサイトからご注文ください。

JCMA Wonders サイト
http://jcma.shop-pro.jp/?pid=74439295

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『作品の再考』

5月11日に、私の加盟するInternational Brotherhood of Magicians Osaka ring・大阪奇術愛好会の発表会があり出演いたしました。 この会は、ベテラン、有名な奇術の研究家ばかりで、発表会もクオリティーが高いので有名です。なんといっても、普通『発表会』と称するショーを行う場合、出演者間の演目が重ならないよう、事前に「ネタ合わせ」という調整が行われるのが常識ですが、この会の発表会において、そのようなことが行われたことは1度もありません。 というのも、全員のオリジナリティーが高すぎて、例え、同じ現象でかぶったとしても、全然方法は違い、逆に対比が面白くなる・・・という状況。

さて、私のこの日の演目は Egg Bag with Multiple Climax http://cullblog.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/egg_bag_with_mu.html  Marshmallows  http://cullblog.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/marshmallows.html の2つでした。

ブログ内の記載は以前のものなので、手法も演出もかなり変わってしまっていますが、大筋では同じです。

“Marshmallows”の方は、この会が出している雑誌スベンガリに解説も書きました。ご興味ある方はマジックショップ等を通してご購入ください。 

この作品は現在大阪医大の整形の教授であり、優秀な奇術研究家でパフォーマーでもある根尾昌志氏の『ヨーグルト』という傑作のアイディアをお借りしているので、丁度会場にいらっしゃったのでお礼を述べると、根尾先生、このブログをチェックされているとのことで、とても嬉しく感じました。

さて本題は、“Egg Bag”の方です。 『袋玉子』という奇術には幾つかのクライマックスがあります。私自身、実際に普段使っているのは、ウイスキーの入ったショットグラスが出てくるものです。しかし、このクライマックス、液体が出るので驚きも大きく、受けるのですが、ストーリー的にあまり意味がありません。驚かせているだけ・・・というきらいが。 クライマックスにおける私の結論は『一気に大量生産』です。 ストーリーのフィット感、驚きを考えるとこれに勝るものはないと思っています。

そして、以前からこのクライマックスに取り組み、資料も集め、演じても来ました。このブログに書いてある方法は初期のもので、これをJapan Cupのガラショーで演じたとき、ヒロ・サカイ氏の指摘で、この方法の大きな弱点に気付き、放棄したのです。 その後、全く違った方法で演じていたのです。そして、まずまず安定しているので、これを愛用していたので、今回の発表会でも使用し、ほぼ好評を得、宮中桂かん氏からもお褒めの言葉をいただいたのですが・・・演じながら、長年の違和感に気付いたのです。 『玉子の出方がスムーズじゃない!』

最初に考えた方法は9個の玉子が、小さな袋から次々に出るものでしたが、この1つづつ手で取り出す演技がだれるのです。 できれば一気にたくさん出た方が受ける。その考えで、現在の方法に到達したのですが、実際、このギミックでは、絞り出すようにしないと全部出てこない。本来、ダダーっと出てくるクライマックスを目指して作ったはずなのに、目的を果たしていないのです。 ところが、自分で作った奇術というものは変な愛着があり、謂わば「自分の娘が美人かどうか、冷静に判断できない」というような心理が働いているようで、今回の発表会で演じるまで、その部分に目をつぶっていたようなのです。

専門家が大挙して見に来るという、この異常な発表会の緊張の中、演じることで、自分の中で、誰からも言われることなく、冷静に見つめ直すことができたようです。

帰宅道中、そのことを少し考え直し、昨夜、突如アイディアがひらめき、早速、ギミックを一から作り直し、試してみると、ずっといい感じに『ダダー』と玉子が溢れ出ます。

しかし、まだ納得できず、今朝更にひらめき、早朝、作成したギミックをほどき、一部デザインを変更すると、さらに『ダダー』(笑) 

こういうことは、頭だけで考えていてもなかなか先に進まない面がありますが、手を動かし続けるだけでもゴールには至りません。両方の作用が上手く働きあってアイディアが実現されます。 しかし、それだけではBreak Throughを起こすことは少なく、何かのきっかけがあって、往々にして、今まで固執していた方法を一旦全て捨てることで、それを迎えることができることが多いようです。 そういった面で、実際に一番大切なことは『完成したと思わず、しつこくこだわり続けること』に限ると思います。 『準備しているものだけに、偶然は訪れる』の諺の通りに・・・

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『浪漫飛行の会』様 宴会

前日、大阪奇術愛好会・IBM大阪リングの年1回の発表会に出演し、翌12日の夜、この宴会にてマジックを披露しました。

帰沢翌日、日中の雑事を終え、6時過ぎに家を出発し、粟津温泉・金閣へ。この時間帯にこの経路を運転することが少なく、どのような交通状況なのか把握し難く、時間に余裕がないときの現場への移動は、いつも気を使います。 今回、声をかけて頂いたH社長さんとは、比較的懇意なので、多少の融通は効かせていただけたのですが・・・

結局、難なく到着し、早めに準備も終わり心の余裕を持ってスタンバイ。 最近、大きな会場でのステージはお断りし、得意とするクロースアップかサロンマジックメインに仕事をお引き受けしているのですが、今回は20名弱の宴会、ということで、比較的ホームグラウンド(笑)

行ってみると、結構大きな宴会場で、緞帳まで完備のステージでした。 しかも、ステージから随分離れた位置に皆さん座っておられる。 ただし、道具はステージにあるので、演じる位置関係に困りました。 お客様が少人数で、マイクなしでコミュニケーションを取りながらの演技でもあり、結局、座敷に降りて行って演じたり、ステージに戻ったりすることに・・・

皆さん(中居さんも含め)、大変興味を持って見ていただけ、楽しく盛り上がった会となりました。

H社長ご夫妻、そして会の皆様、更に、終始最高のリアクションをしていただいた中居のお二人、ありがとうございました。

ちなみに、この日の内容は・・・

Healed & Sealed Soda   Richard Sanders' Extream Burn   Daryl's Jumping Knot    Slydini's  Knotted Silks   Surpasso Revised    Bill in Lemon

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2014年5月12日 (月)

2014年5月の CULLの主な予定

マジシャンCULLの5月の主な予定です。

まず、マジック・バー Magi・CULL Sundayは連休中も休まず毎週日曜日営業しているのですが・・・11日だけは、大阪のイベントに参加のため休業させていただきます。

5月11日 大阪奇術愛好会・IBM大阪リングの発表会The Reset ~クロースアップ・マジックの集い~  私が加盟している会の年1回の発表会です。日本を代表する有名なマジッククリエーターが多数出演するコアな会。

5月12日 浪漫飛行の会様 粟津温泉金閣宴会にてマジック披露。

5月14日 金澤CULL定例会 金沢市民芸術村 事務所棟1階 研修室

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