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2016年11月30日 (水)

2016年12月の CULLの主な予定

マジシャンCULLの主な予定です。

毎週日曜日、マジックバーMagi・CULL Sunday営業いたします。 25日のクリスマスも、家族も恋人も蹴散らして、しっかり営業しますので、皆さん、よろしくお願い致します(笑)  なお、来年最初の日曜は元旦となるので、おやすみとさせて頂き、8日からの営業です。来年もよろしくお願い致します。

14日 金澤CULL OB会 最終回。 本年6月に解散した金澤CULLですが、その後一部の有志で行っていたOB会も、今回でラストです。いつものように、柿木畠 バー・カプリスで8時半頃からですので、お集まりくださいませ。メンバー以外の参加もOKですよ!

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2016年11月28日 (月)

Coin Box Routine

https://www.youtube.com/watch?v=OX9ktyVy6h8

この手順は、大学時代から愛用しているものなので、30年近くになりますが、かと言って、日常的にコインボックスを披露する、などということもなく、年間数回披露すればいい方、という程度で、とても『やり込んでいる』という域ではありません。 実際、角度に弱い部分があったり、現象がちいさいので、Magi・CULL Sundayで満席状態などでは端の方の席の人には不向きなので、見せる機会も限られます。 とは言え、好きな方法なので、一人で時々思い出しては練習している、ペット・シークレットの一つではあります。

現象は・・・  

コインボックと、3枚の銀貨と、1枚のチャイニーズコインを使います。

銀貨とチャイニーズをボックスにしまい、おまじないを掛けると、1枚の銀貨が見えない飛行をして握った手から出てきます。続けざまにもう1枚出てきます。 ボックスを開けると、確かにチャイニーズと銀貨は1枚だけに。 銀貨とチャイニーズをボックスに戻し、ボックス上でおまじないを掛けると、ボックスの蓋の上から銀貨が飛び出してきます。 ボックスにはチャイニーズしか残っていません。 

今度はチャイニーズだけボックスに入れて蓋をします。1枚の銀貨が手から消え、ボックスの中から出てきます。もう1枚の銀貨も消えて、ボックスからチャイニーズと銀貨2枚が出てきます。 今度は蓋は使わず、3枚の上にボックスを逆さまにしてかぶせます。最後の1枚の銀貨は消え、ボックスをどけると、チャイニーズと銀貨2枚しかありません。 置いたあった蓋をどけると、その下から1枚現れます。 

3枚の銀貨をボックスに入れ蓋をします。残ったチャイニーズを指先に持っておまじないを掛け、チャイニーズを握るといきなり3枚の銀貨も一緒に現れ、ボックスは空になっています。

この手順は、巨匠David Roth氏のOut In Out (Expert Coin Magic ,p.228)がベースになっており、彼が販売していた“Slit Box”と言うGimmick Boxを使用し、難しい“Spill Out Move”を排除したものです。 

冒頭の、ある種の“Two Ahead theory”による連続2枚の飛行は、とても好きで、同じ原理を、愛用している“Coins Across”でも使用しています。(これは、Geoff Lattaのハンドリングからの借用。)  

 

こういう連続した現象において、第1段目というものは、どんな方法を使っても、大きな驚きが起きるもので、それほど凝った方法は使うべきではないと考えます。しかし、その後の現象は、客に何が起こるのか知られているため、別法、あるいはより巧妙な方法を取らなくてはなりません。 ところが、この方法は、2段目では、何もしなくても現象が起こるわけです。これは、非常に賢くずるいやり口です。 

 

私は更に、この『なにもやっていない感』を強めるために、1枚目が出た後、両手を改めつつ、2枚目を準備するわけですが、ここで通常使われるDavid Roth Shuttle Passの部分にDanny Korem's Jumping Shuttle Pass(Korem without Limits,p.15)を導入しています。 割と使われていないテクニックで、見ている分には、残像効果で、「左手の1枚を右手に落とした」ようにしか見えないと思います。

そして、3枚目のボックスからの脱出です。 このような、シンプルな現象の連続は、余程不思議じゃない限り、飽きるし、演出的にも盛り上がりに欠けます。ここで私は、John Carney's Neato-Okito(不思議Vol.2,No.7,p.12)で使われている、Musucle Passを使った出現を採用しました。 手の中に見えない飛行をすると「最初から持っていたんだろう」と思われますが、この方法なら、より直接的に「ボックスから飛び出している」という現象が強調できます。

次はコインが入っていく現象が続きます。1枚が消えて、ボックスから出ます。次に、David Roth's Scoop Up Add Underを原案通り使っているのですが、これはRoth本人の演技を見ても良いとは思えませんし、もっと他に良い方法があると思っている部分です。

そして、2枚がボックスに飛行し、最後の1枚で、上記のように演出を変えます。ある種“sucker trick”となっています。 

この段では、コインの消し方にも工夫があります。前2回は、Fake Passによる方法で、どれだけ上手でも、「実際渡していない」と感づかれれば、興味は削がれます。そこで、ここでは「本当に左手に手渡し握る」という手法が取り入れられます。ここで、勘づいている客の興味は高まります。客が思っている方法でいくと、これが消えるのは不可能だからです。 これは“One Ahead Theory”の成せる技ですね。しかも、既に飛行するべきDuplicateとなる1枚は、ボックスの下ではなく、1段前の、ボックスに2枚目が移ったことを見せるタイミングで蓋の下にロードされるわけで、これは気づかれるハズはありません。それだけではなく、3枚目において、左手に1枚握る動作は公明正大で、しかも、1枚蓋の下に処理されているので、逆さにしたボックスの下も明らかにチャイニーズと銀貨2枚しかないことがわかるので、その後の現象が極めて不可能性が高まり、興味がいや増すわけです。

そして、現象としては、今回は絶対に飛行しないはずなので、緊張が高まりますが、本当に飛行しません。そして・・・全然関係ないところから出てきます。これ自身は不思議ですが、ある意味失敗です。そして、緊張状態が突如緩和され、笑いが生まれます。 どうしても、挑戦的だったり、短調だったりしがちなコインマジックですが、演出の妙により、メリハリも効いて、とても良い『流れ』だと思います。

ここで、多くの客は現象が終了したと思っています。ここで、銀貨をボックスに戻す振りをして、David Rothの方法のヴァリエーションを行います。彼は「複数枚をボックスに入れたように見せて、スチールしてくる方法」をいくつか開発していて、その中の2番目の方法と似た方法を使うのですが、持つ位置を少々変えています。両手の影で3枚をボックスに入れたフリをしつつ、実際はエッジの上に落として音を立てます。そして、続けざまに、この3枚を右手のEdge Palmにダイレクトに取ってしまうのです。 ダイレクトに取るので、特に持ち替えなどの怪しい動作はなく、そのまま、蓋を取り上げボックスにかぶせ、パームした手の指先でチャイニーズをつまんで、それしか持っていなようように見せられますし、なんと言っても、客は「終わった」と思っているので隙だらけで、それほどこの作業は難しいものでもありません。

クライマックスはDavid Roth Hanging Coinのいいとこ取りです。 

実のところ、この奇術をMagi・CULL Sundayであまり演じないのは、Hanging Coinを頻繁に演じているので、クライマックスが同じになってしまうからです。かと言って、他に良い方法を思いつかないので、今の所課題として保留しています。

そして、最後に、ボックスを開けて、空なのを見せ、両方の指先に乗せて当てて「チーン」と音を立てます。 これは、終わったことを示す区切りにもなりますし、なんとなく、仏教的な雰囲気も漂い、その裏では、澄んだ音を立てることで、ボックスが二重になっていたりしない証明にもなっています。

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2016年11月25日 (金)

マジシャンのためのハンド・ネイルケア 8

まとめ

 

色々とマジシャンの手と爪について書いてきましたが、これらは、私が日常、一般の患者さんと接してきて、みなさんが考えていること、悩みを沢山聞いてきているので、説明出来た話です。 物事を実行しようとした場合、最初からすべてをパーフェクトにしようとすると、結局重要なことがおろそかになってしまうことがよくあります。ですから、最初にプライオリティーPriority 優先順位を見定めることが大切です。 

患者さんと話していて、色々な間違った情報、理解不足などが生じ、それにこだわって、無駄に悩み、そんなことより早く始めなくてはならなかったことがおろそかになっていることが、非常に多いことを知っています。 

今回の特集は、そのあたりを整理し、みなさんが何をすべきかという指針になるように書きました。みなさんの手と爪が健やかでありますように。

    

Close-Up Magician CULL

 

① ハンドケアに入る前に、治療が必要な段階か分からなければ、皮膚科医に判断してもらう。

② ハンドケアの基本は、手袋と保湿剤・ハンドクリームによる保護。 そして、早めの治療。

③ 爪のケアには、爪周りのケアが大切。

④ ネイルケアの前に、治療が必要な変化があれば皮膚科受診。

 

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2016年11月24日 (木)

マジシャンのためのハンド・ネイルケア 7

爪の他の変化

 

爪の横から緑膿菌という、生活圏内によくいる細菌が爪の下に入り込んで『グリーン・ネイル』という症状となることもあります。この菌は緑色の色素を作り出すので、こうなるのですが、菌が死んでも色素は残るので、爪がしっかり伸びて色素が押し出されて排泄されるまで色は消えないため、結構鬱陶しいものです。 これも、健常な爪に感染することは少なく、爪囲の皮膚が荒れていたり、爪の端が傷んでいたりしたところから入り込みますので、こうならないための普段のケアが大切です。

また、爪先が2枚に分かれる『二枚爪』や、爪床から爪自体が剥がれて短くなる『爪甲剥離症』というものがありますが、これらは、爪囲の皮膚のコンディションによって生じるものです。

基本的は話ですが、こうなって受診する患者さんにちょくちょく「カルシウムが足らないのですか?」と聞く人がいます。 爪はタンパク質と水だけでできており、カルシウムなど含まれていませんので、全く関係ありません。 硬いので骨や歯の成分と同じだと勘違いしているのでしょう。 

さて、爪囲や指先の皮膚に何らかの炎症が起こると、二次的にバリアが壊れ、乾燥してきます。そうすると、例えば乾燥すると髪の毛が『枝毛』となって分かれてしまうように、爪も二枚に別れたり、皮膚から剥がれたりしてしまうのです。ですから、原因となっている、皮膚の炎症を治療し、バリア機能が回復する状態まで持っていけば、爪の変化も追って回復します。皮膚の炎症が治って、その後バリアが回復し、その良好な状態が保てて、始めて次の爪が回復してくるので、一旦発症すると、そう簡単には元に戻りません。 そして、こうなるのも全て『普段のハンドケア』を怠ったために生じた指先の荒れが引き金なのです。

 

話はずれますが、爪に何らかの変化が生じ、「内蔵に病気があるのでしょうか?」と質問する人が多くいます。実際、例えば『鉄欠乏性貧血』による『匙状爪』や、『アジソン病』による爪の黒い変化、栄養失調による爪が薄くなる変化など、いくらでもあるわけですが、内的な因子による爪の変化は殆どが、一気に全部の爪に変化が生じる、という特徴があります。ですから、「右人差し指の爪の周りがカサついていて、その爪だけ先端が浮いている」などという症状は、症状だけで内的なことでないことがわかるわけです。

ですから、このことを患者さんに説明し、内蔵の検査は無意味であることを告げなくてはなりません。勿論、検査をすると、そのことと関係なく内蔵疾患が偶然見つかる可能性はあります。しかし、それは大切な保険医療費を使う行為ではなく、100%自費で人間ドックでやってもらうことです。

さらに話はそれますが、爪に何らかの変化が生じると「爪水虫(爪白癬)でしょうか?」と言って来院される方が沢山います。そして、その人達の大部分が、『爪に色々な病気がある』ということを知らず、『爪白癬』という疾患をどこかで聞きかじったために『爪の変化 = 爪白癬』と思ってしまっています。それは、例えば足に出来る皮膚疾患は何百もあるのですが、『足の変化 = 水虫(白癬)』と思っている人が多いのと同じ理由です。 爪白癬の典型的な症状は『爪が白く濁って分厚くなる』というもので、多くの場合足の皮膚に水虫が何年もあって、始めて爪に侵入しますので、手も足も綺麗で、爪だけ白癬、ということはまれです。 数年前まで爪白癬の治療は内服薬のみでしたが、近年外用薬も開発され、かなり効果があります。 手に水虫も発症するので手の爪にも爪白癬は起こります。しかし、多くの場合は別の疾患です。必ず皮膚科医に診断をつけてもらいましょう。

 

ポイント  爪には色々な病気があり、自分で出来る予防策は、普段の爪囲のケア。内蔵疾患が関係していても、まず皮膚科で診断を付けてもらう。

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2016年11月22日 (火)

マジシャンのためのハンド・ネイルケア 6

ネイルケア

 

人にもよりますが、数日に1回は爪を切り、ヤスリで先端を整えるべきですし、マジック前に爪の引っかかりなどもチェックし、あれば切ったり削ったりするのがよいでしょう。マジックを始めてからそれに気付くと非常に気掛かりですし、シルクなどをほつれさせることもあります。また、演技途中でそれに気付くと、気になって無意識にそこを触ってしまうもので、その行為は意外と観客には気付かれ、イライラさせる要因となります。

爪の表面に関しては、清潔であれば何もしなくても良いですし、美しく光っているのが好みなら、爪専用のヤスリを使ってもよいでしょう。粗いものと細かい仕上げ用2本は用意し、2段階で仕上げると手早くピカピカになります。爪やすりはコンビニでも入手できる安価なものです。また、レジペーパーの裏側は何故か磨き効果があり、これでこすってもピカピカになりますし、自分の爪同士をこすり合わせても、結構なめらかになります。

たまにマニュキュアを使用している人もいますが、それに見合った服装で、マジックの演技内容もそれだけオシャレなものなら、引き立ちますが、爪だけがピッカピカということに、ちょっと「ずれたナルシシズム」を感じてしまうのはわたしだけでしょうか?

爪に縦に何本もの浅い溝ができますが、これの多くは加齢変化であり年齢と共により目立つので、しようがありません。それとは別に横波ができることがあります。これは病気です。

 

Photo爪は図のような構造をしており、爪の根元、『後爪郭』の下に『爪母』という、髪で言えば『毛母』にあたる、爪を作っている細胞があります。そして、ここで作られたケラチン蛋白で出来た爪組織が押し出されて、『爪』が形作られます。

図のように骨は指先まではなく、そのままでは、下から力が掛かると指先は上方に曲がってしまい、細かい作業ができないのです。そこで、ケラチン蛋白という皮膚から作った硬い物質を指先に向かって形成し、外骨格を作って強度を増しているのが、爪の存在理由です。だから、横に向かって軽いアーチを作り、下からの力に強い物理構造をしています。

さて、この『後爪郭』で何らかの炎症が起こると、爪母での爪の形成不全が生じ、一時的に爪が薄くなってしまいます。勿論、炎症が治まれば元の厚さに戻ります。そうなると、炎症が起こっていた時期の爪だけが薄くなるので、結果的に『爪の横波』となるのです。

これは、爪の伸びに従って先に追いやられて消滅するので、1本だけ波があるのなら、そのまま静観すればよいでしょう。 しかし、何本も横波があり、後爪郭に赤みや腫れが有る場合は、是非皮膚科を受診してください。治療が必要です。しかも、それは湿疹系の炎症の場合もあれば、細菌感染による爪囲炎の場合、カンジダというカビによる爪囲炎もよく有り、それらの治療は全く違い、不用意に適当な薬を塗ると悪化しますので皮膚科医の診断が必要です。 炎症をしっかり治して、良い状態を保てば、いずれ波は消えますが、こじれると綺麗な爪が生えなくなるので、早めの治療をお勧めします。

 

ポイント 爪を美しく保つ方法を身に付け、『横波』があれば皮膚科へ。

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2016年11月21日 (月)

マジシャンのためのハンド・ネイルケア 5

爪囲のケア

 

ハンドケアのもうひとつのキモとして、爪の周囲のケアがあります。指腹のトラブルについで多いのが、爪囲のトラブルです。 

そして、トラブルのスタートは『さかむけ』にあります。爪の周りは構造上どうしても皮膚がささくれて小さく剥けたり、亀裂が生じるものです。そして、引っかかって気になるので、ついついつまんでむしり取ったりしますよね。こうすると、深くちぎれてしまい、出血し、そこから、皮膚の表面にいる『常在菌』(多くは『表皮ブドウ球菌』か『連鎖球菌』です。)が侵入し、増殖して、それに対して、バイキンをやっつけるために免疫反応として、白血球、リンパ球という兵隊が集まってきて炎症が生じます。そして、熱をおび、赤く腫れ、戦った兵隊の死骸である『膿』を生じます。 勿論、むしったりしなくてもこうなることはありますが、むしることで確率はグンと上昇します。

ちなみに、皮膚の表面にいる常在菌(バイキン)は、傷口から侵入すると病気の原因にはなりますが、表面にいる分には、なんの悪さもしないどころか、他の病気のもととなる菌の増殖を防いでくれている『必要悪』です。

では、爪囲のささくれをどうするのが良いのでしょう? それは、ハサミで切ることです。切るのとむしるのとでは、全く結果が違います。切ってもさかむけ部分は角質なので、出血もしなければ、傷にならないので、細菌の侵入経路はつくりません。むしると必要以上に傷つけてしまい、そこから感染するのです。

Photo_2
使うハサミは、写真のような細いもので、先端が湾曲したものが使いやすいでしょう。さかむけ自体、小さく薄いので、普通の事務用ハサミでは困難です。 このハサミを使って、さかむけを根元から少し持ち上げるようにして切り取ります。Photo_3


 写真のような爪囲の切れ込みなら、ハサミの切っ先を爪に当てて、三角部分を切り取ります。毎日のように(特に中年以降は)さかむけが生じますので、小まめに切りましょう。そして、皮膚が乾燥することでさかむけが生じるので、ハンドクリームを使用するとき、掌側だけでなく、爪の回り、指先にも塗ることが大切です。

 

また、爪の『甘皮』が伸びてくると、この部分が乾燥し、亀裂を生じるきっかけとなります。また、伸びていると、相対的に爪が短く見え格好が悪くなります。美観に関しては個人の見解が分かれるでしょうが、女性の多くが爪を伸ばそうとすることを考えると、ある程度の長さがある方が好まれることは明らかですし、爪の長さが、指の長さにも反映します。指が短いのと長いのとで、どっちがカッコイイかということに異論を挟む人はいないでしょう。

この部分のケアは『甘皮を押し込むこと』です。ネイルケアをしている女性なら周知のことですが、男性はご存知ない方も多い。 これに使う道具は色々市販されており、簡単に入手できます。

Images1写真は、木製の棒で、先端が斜めにカットされていて、写真の様に使用します。 金属製爪やすりをお持ちなら、その先端にこの機能を有する『へら状』の部分が有るかも知れません。この部分の使い方を知らず、全く使用されていない場合も多いものです。 伸びた甘皮を指の根元の方向に押し込むだけですが、特に両脇の部分から切れてくるので、この部分を押し込むのが大切。 

実際私は、このような道具は一切使用しておらず、入浴時、身体を洗い終わったあと、柔らかくなった甘皮を、自分の指の爪を使って押し込んでいます。それで十分ですし、金属製の道具より無駄に硬くないので、傷つけることもありません。 すぐに伸びてくるので2日に1度は行ったほうが良いでしょう。

爪を美しく保つことも、クロースアップ・マジシャンにとってはとても大切なことです。爪の手入れを怠り、不用意に伸びていたり、そんな人なら多分爪先に汚れが溜まっていることも多いでしょう。不潔感はショーマンの最大の敵です。特に女性客はよく見ているものです。

 

ポイント 爪のケアはまず爪の周りの皮膚から。

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2016年11月19日 (土)

マジシャンのためのハンド・ネイルケア 4

ハンドケアの意味

 

手の湿疹が発症する前のスキンケアは大切で、『湿疹』という病気まで行っていなくても、軽い『荒れ』があるだけでも、カード、コインの繊細な扱いには多大な悪影響を及ぼします。 まず、一番に考えておかなくてはならないことは、手荒れを悪化させるのは『外的要因』であるということです。

ですから、体調や食事、ビタミン補給などで戦おうとしてもほぼ無意味です。そんなことを考えるより、水仕事の時に手袋をする、手洗いの回数を減らす、などの配慮の方が何百倍も意味のあることだと認識することが重要です。 そして、風呂上りや水仕事のあと、手洗いあとに、こまめに手持ちのハンドクリームを使用し保護しましょう。

「そんなことはわかっている」と言う人もいると思われます。しかし、このことをきっちり普段から実行できることと、理解だけしているということは、全く別問題ですし、これらのケアは『皮膚に症状が何もない時にやること』なのです。『荒れないために行う』、それが『ケア care』です。荒れてしまったら『キュア cure』が必要になるわけです。 ですから、何も起こっていないのに、普段から気をつけて行わなくてはならず、ゴールがない道をひたすら走り続けるような行為となり、それはそれで根気と努力、持久力が必要となります。 勿論、女性はその何倍もお化粧に時間とお金と手間をかけ続けているわけで、別にやる気になれば誰だってできることは明らかです。

そして、このようなあてのない持久戦となるために『何を頑張れば良いのか』というポイントを掴んで、効率よく、長く続けることが重要となるのです。大切なことだけやって、無駄なことをしない、という、良い意味の『手抜き』をしなければ長続きしません。

 話は変わりますが、健康のために歩きましょう、と言われると、その場合、一番重要なのは『歩数』なわけです。ところが、「何時頃歩けばよいでしょう?」とか「どんな靴がいいのでしょう」などと聞いてくる人がいます。そんなことは、何歩歩くのか、ということと比べれば、どうでも良いレベルの問題ですし、こういうことを言ってくる人は、往々にして歩いていません。

 

ですから、『ハンドケア』において、重要なのは『悪化因子である、外的刺激から保護する』ことに尽き、そのためにはゴム手袋等の使用、ハンドクリームでの保護をすること。

 そして、はっきりした皮膚の変化を認めたら、早めに皮膚科専門医を受診し、キュアとなる医薬品が必要な状態なのか診てもらうことです。

 

ちなみに、ゴム手袋に関してですが、以前は、所謂『ママさん手袋』といった、厚手のでかい、使い捨てではないものが主流でした。しかし、現在はフレンチシェフの多くは手袋をして調理するようになり、色々な用途に使用する、様々なタイプの手袋がスーパーやホームセンターで容易に入手できる時代となりました。 ですから、調理の時は薄手の使い捨てが良いですし、皿洗いなどはそれほど細かい作業ではないので、耐久性のある厚手を使い、洗髪に関しては、ゴムでは摩擦が大きすぎるのでビニール手袋が良いでしょう。 「手袋をして頭は洗えない」という人がいますが、研究によると、シャンプーで脂を落とすわけですが、手の脂を落とすためにシャンプーが結構使われるため、手袋をすると、より効率よく頭皮が洗浄できることがわかっています。 ということは、逆にシャンプーがいかに手にダメージを与えているか、ということです。 また、布や、紙も手の脂を吸い取ってしまいます。こんな時は、薄手の綿の手袋が良いでしょう。よく運転手さんが使っているやつですね。 Cardiniが舞台で使ってる奴・・・とも言いますが(笑)

それでは滑って扱いにくい、という場合は上から指サックをはめても良いですし、紙に接触する部分が限局しているなら、指サックだけでも良いかもしれません。

ハンドクリームは、なんでもよいわけで、どれが高機能か、というより、その人の生活環境や好みで選択すればよいのです。 手作業が多い人は、ベタツキの少ないものが良いでしょうし、香りが強いとまずい立場の人は無香性を選びましょう。素材が脂なので、紫外線の透過性が高まりますから、夏場に外に行く前に手の甲に使用すると、日焼けしやすくなる可能性があるので、日焼けどめとの併用をお勧めします。長年無頓着でいると、早い年代から手背にシミが生じるかも知れません。

 

ポイント ハンドケアは長期戦なので、重要なことだけ根気よく続ける。

 

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2016年11月18日 (金)

マジシャンのためのハンド・ネイルケア 3

       ハンドケア開始の前に

 ハンドケアにあたって最初に考えなくてはならない一番の問題は、今の状態が、火の用心にあたる『ハンドケア』で良いのかどうかの判断です。手湿疹という『火事』の状態までいっていると、『火の用心』をしてはいけないのです。一刻も早く消防車を呼ばなくては、隣の家も燃え出します。 

これに関しては、早めに皮膚科の専門医を受診することをお勧めしますが、そのための判断として、ポイントをお教えしましょう。

普通の手荒れというものは、両手、或いは利き手の指腹の大部分、或いはよく使う親指、人差し指が全体的にカサカサになるものです。 しかし、「掌の小指側だけ」とか、「中指だけに赤くてカサカサした変化がある」、というような場合はほぼ病気です。こういう場合は、ハンドクリームでは一向によくなりません。 勿論、上記の普通の手荒れパターンでも、その域を超えて、ひどい状態で亀裂が生じているとか、痒みが強い、或いは何年間も続いている場合はまず病気ですので、早く皮膚科に行ってください。

 『手湿疹』の大部分は、偶然の外的刺激(例えばアレルギー物質との接触、洗い方が強すぎた、手袋やキズ絆創膏で蒸れた、物理的に強く擦れた、紙や布を多く触り脂が取れた等々)が複数複合的に重なり合って生じる、複雑で、かつありふれた原因なので、原因を突き止めることはできないし、したところで意味がありません。 

手湿疹の特徴として、大抵『正常部分が残っている』のです。Photo

写真では、手掌の大部分は正常で、中指の付け根側だけにカサついた赤みがあるのがわかるでしょう。 すなわち、よく患者さんが口にする『内から来てる』というような、内蔵疾患や食事などという原因で起こるなら、手掌指腹が均等に壊されるはずですが、原因が『外的要因』であり、それによって炎症が起こり、バリア機能が低下し、さらに『外的要因』がその部分にだけ侵入し悪循環が生じることで起こっているから、悪循環が回ってない部分が、正常なまま残るわけです。

 ですから、手湿疹の治療のポイントは、悪化因子である、外的要因をシャットアウトするため、炊事、洗濯物干し、洗髪等は全てゴム手袋を使用し、その炎症に見合った強さの外用剤を頻繁に塗って、完全にバリア機能が復帰するまで塗り続けてリセットさせることにつきます。 ですから、皮膚科通院しないと簡単には治りません。

ポイント まず、湿疹などのハンドケアでは改善しない問題がないか、チェックが必要。

 

 

 

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2016年11月17日 (木)

マジシャンのためのハンド・ネイルケア 2

皮膚のバリアを知ろう

 

まず、どのようなケアをすると良いのか理解するには、皮膚の基本的な『バリア機能』を理解することが大切です。 

Kannsei  左図は皮膚から骨に掛けての断面図です。皮膚と脂肪の間に皮下組織というコラーゲンやエラスチンといったタンパク質の繊維が沢山あり、皮膚のハリをキープします。紫外線は怖いもので、こんなに奥まで透過して、長年のうちに繊維をぶち切ります。そうすると『しわ』ができるのです。陽のあたる顔などにシワが多いのはそのためです。 ちなみに、どれだけ、外からコラーゲンを塗っても、こんなに奥にしみこむことはなく無意味です。また、コラーゲンを食べても、一旦普通のアミノ酸に分解されるので、皮下のコラーゲンになりませんので無意味です。勿論、コラーゲン入りの料理を食べた直後に「お肌がピチピチになってきた」などという魔法のような怪奇現象は絶対起こりません。

 

 皮下組織の下に脂肪があり、その下に筋肉、そして骨があります。

 

さて、生物は海の中で発生し、その一部が陸上に上がり、生活するようになりました。しかし、水中とでは環境が全く違います。陸上に上がってからは、『乾燥との戦い』が始まるのです。例えば爬虫類はウロコや亀のように硬い殻で守っていますし、多くの哺乳類は毛皮をまとっています。ところが、人間は「裸のサル」と呼ばれるように、一見非常に弱い皮膚ですし、他の動物と違い服が必要です。

 

 しかし、実際、寒い土地で無ければ、服なしでも生きていけます。それは、強固な毛皮に匹敵する強さと機能を持つ、7層程の角質の力です。

 

 

 

四角で囲まれた右図はその部分の拡大で、その右半分が正常な皮膚の表面です。 

 

 皮膚が死んで作り出された『角質(あか)』が何層も重なっています。そして、皮膚の最上層・顆粒層が作り出した、角層間脂質というセラミドなどの脂が角質の隙間を埋めています。この角質と脂で出来た『ミルフィーユ』こそが、強靭で優れたバリアとなっているのです。

 

 

 

そして、皮膚に色々な原因でトラブルが生じ、炎症が起こると、この脂の産生が落ち、図の左のような状態となります。 すると、表面からは角質をくっつけていた脂がなくなるので、フケのように角質が剥がれてきます。 そして、その隙間から、普段は弾き飛ばしている、汗や、アレルギーの原因となるハウスダスト、ダニの死骸のタンパク質などが奥まで侵入してきて、さらに炎症が悪化します。また、脂が少ないところに、洗剤やシャンプーが付着すると、少し残っていた脂を更に剥がしとって、益々、バリアが弱くなります。 手で言えば、これが「手湿疹」の状態です。

 

 

 

ポイント 角層と角層間脂質で作られた優れたバリアが壊れると、病気の元となる。

 

 

 

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2016年11月16日 (水)

マジシャンのためのハンド・ネイルケア 1

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ハンドケアをしてても

 

良いのですか?

 

マジシャン、特にクロースアップ・マジシャンにとって、指腹の皮膚のコンディションは死活問題です。 勿論、年齢とともに皮脂・汗の分泌が低下し、普通のカードのディールですら、舐めないと容易でなくなります。それに関して抗うことは出来ず、若い頃使用していた技法が少しずつ使えなくなってくるものです。とは言え、少しでも良い状態のキープを目指して、ケアをすべきですし、技術的な面だけではなく、手が荒れているだけで、見栄えは悪く、不潔感があるので、ショーマンシップ的に問題でもあります。そして、ネイルケアに関しても同様のことが言えます。

 

私はマジシャンでもあり、普段からハンドケアに心がけ、皮膚科の開業医として、長年多くの手のトラブルを診て治してきた経験がありますので、双方の立場からこの件を述べることが出来る稀有な人物であることは確かです。(笑)

 

よく、一般の人に「ハンドケア」のことを話すと「どんなハンドクリームが一番良いのですか?」的なことを尋ねられます。このような発言をする人は「皮膚科医でマジシャンで、手が綺麗なんだから、それだけ塗っていれば、簡単に綺麗な手をキープできる、『魔法のクリーム』を隠してるんだろう。早く教えろ。」という気持ちでいっぱいなのですが、世の中そんなに甘くはありません。

甘くないというのは、私が簡単にはその『魔法のクリーム』を教えてあげない・・・という方向性の話ではありません。 そんなクリームはありませんし、あったら教えて欲しいものです。

 

世の中に無数のハンドケア用品があり、ハンドクリーム、保湿剤も沢山あり、自社製品の特性を声高に謳っているわけですが、それらを総括して言えば・・・『大同小異』です。 『ハンドクリームを塗るか塗らないか』の差は勿論大きいわけですが、その差と比較すると『どのハンドクリームを選ぶか』という差は微々たるものです。そうなると、安くて安全なもの、自分に合っているもの、(仕事や生活環境で、塗り心地等、使いやすさに差がありますね)そして、その人にアレルギー症状が出ないものを選べばよいわけです。 

手から出る脂の代わりに塗るわけですから、就寝前に1回塗っても無意味です。ハンドクリームは『治療薬ではない』のですから。ここで、勘違いをしている人が多いので、言っておきますが、手湿疹という炎症を伴う『病気』まで行ってしまうと、ハンドクリームは無意味です。その場合、皮膚科で治療しないとドンドン悪循環がまわり、悪化していきます。ハンドクリームは、炎症が起こる前に使用する、あくまでも『火の用心』の役なのです。ですから水仕事や手を洗うたびに塗る必要があるのです。夜一回塗ったら、成分が吸収されて、朝までに良い状態を作ってくれる・・・などという効果は殆どありません。医薬品ではないのだから。 ハンドクリームは、あくまでも、表面に脂の膜を作り、外からの異物の侵入を防御し、皮膚の水分の過剰蒸発を防ぐだけです。だから、頻繁に塗る必要があるのです。

 

ポイント ハンドケアとは、基本「正常な皮膚に行うもの」で、少しでも手に異常を認めれば、まず皮膚科医に診断してもらうこと。

 

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2016年11月 1日 (火)

「50人会」様の宴会

10月27日に、金澤の名士の方々で作る懇親会「50人会」の宴会でマジックを演じさせていただきました。

この会は幹事が持ち回りで、その都度出し物や講演を提案することになっているようで、今回幹事が懇意にしてもらっているK先生で、僕にオファーが。 (実は別口で、この会に参加している母の友人のI婦人からも、それとなく声を掛けて頂いていたのですが、入れ違いで、K先生が「先手」となってしまいました。I様、申し訳ないです(^_^;))

いつも20人弱の参加と言うことで、大体ホテルのパーティールーム等を使用するそうですが、幹事さんが「いつもと違った雰囲気で」ということで、尾山町の瀟洒なイタリアンレストラン コルサロさんを、私の方から提案差し上げました。 店内部のロケーションは知っていましたし、金山シェフとも顔見知りなので都合が良いということもあり選択。

そして、パンフレット配布したところ、いつもにない人数の参加者となり嬉しい悲鳴です。

当日現場に着くと、なんと、満席でマジックをやる場所がない(^_^;) ところが、この日フロアのヘルプで来ていた、タカマッツォのS君が仲良しだったので、彼の機転と采配で、お客様の一部を移動し、パフォーミング・スペースが確保されました。S君、グッジョブ!

この会は、芸術家、医師、社長など、「違いのわかる人々」で、全く「下手なことは出来ない」環境。色々ネタ選びに頭をひねりましたが、参加人数が未定な部分もあり、比較的臨機応変に対応可能な、やり慣れたネタで勝負です。その方が、お客様とのコミュニケーションをとる心の余裕も大きい。

実際、演じ始めると、大変熱心に、かつ、流石一流の方々、流れを止めてしまうような無粋な横槍などされず、いい感じに突っ込んで来られる(笑) 終始驚きの声と笑いが絶えない30分となりました。 終了後、お食事もご一緒し、アンコールで各テーブルを回ってClose-Up Magicも演じました。

幹事のK先生、そして、ご来場の皆様、誠にありがとうございました。

ちなみに、この日の演目は・・・

Healed & Sealed Soda Fork Bendding Egg Bag Sympathetic 10 Slidini Silks Link Board

Table Hop : De’ring Halloween Packet

 

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テンヨー新製品 『必勝アミダくじ』

当ブログでは、あまり商品の評を書かないのですが・・・とんでもないマジックだったので少々。

言わずと知れた世界的マジックグッズメーカー『テンヨー』はコンスタントに年間4作品ほどの新製品が発売されます。 その中には古典をテンヨー風に焼きなおしたものもありますが、全くのオリジナル新製品も多いのです。

数年前、僕の友人でもある佐藤総氏がテンヨーの開発スタッフとし入社し、その後、アメリカのKafmanから作品集も出版され活躍目覚しいのですが、今回の彼の作品『必勝アミダくじ』。これも凄い!

現象は・・・ 紙の両端に5個のスポットがあり、「これからアミダくじをする」と宣言。左のスポットから客が自由に4つ選び、最後に残った1つをマジシャンのものとする。 右のスポットの1つに客自身が商品を置く。 全くのフリーチョイスである。 テーブルに最初から置いてある封筒から4枚の「道筋」が書かれているカードを出してくる。それぞれ色々な形で4本の道が絡み合っている。この4枚を順番も、上下の向きも自由に(!)左右の5つずつのスポットの間に並べる。 するとマジシャンのスポットからの道だけが、商品のスポットに辿り着く。

どうですか? 「自由度」が高すぎませんか? マジシャンは何もやっていないし、客が選択する部分が多すぎる(笑) こんなことできるわけがない。 できます!(爆)

こずる賢い客(←こらこら)なら、「原理はわからないが、どう並べてもこうなるんだろう」という結論に至るかも知れません。(とは言え、同じ道筋を辿るとしても、元々の左右のスポットは客が自由に選んでいるし、左右の選ばれ方の「場合分け」も沢山ある。邪魔くさいの計算しないけど(^_^;) ) ところが、道具はそのままテーブルに放置され、件のずる賢い人がしたり顔で、カードを別の順で並び直してみると、全然違った結果になるのです!

こんな現象を、技術もややこしい記憶術も使わず、(って、マジシャンがやること、殆どないので、入り込む余地がありませんが(笑))成し遂げている佐藤総の才能に、果てしない羨ましさと、恐ろしさすら感じるのでした。

上記の説明だと「鬼のようなマジック」と感じてしまうかもしれませんが、簡単で、楽しいマジックではあるので、購入する価値は大です。 しかも・・・これが、たったの1300円!!! 桁が違わない?

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