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2016年11月19日 (土)

マジシャンのためのハンド・ネイルケア 4

ハンドケアの意味

 

手の湿疹が発症する前のスキンケアは大切で、『湿疹』という病気まで行っていなくても、軽い『荒れ』があるだけでも、カード、コインの繊細な扱いには多大な悪影響を及ぼします。 まず、一番に考えておかなくてはならないことは、手荒れを悪化させるのは『外的要因』であるということです。

ですから、体調や食事、ビタミン補給などで戦おうとしてもほぼ無意味です。そんなことを考えるより、水仕事の時に手袋をする、手洗いの回数を減らす、などの配慮の方が何百倍も意味のあることだと認識することが重要です。 そして、風呂上りや水仕事のあと、手洗いあとに、こまめに手持ちのハンドクリームを使用し保護しましょう。

「そんなことはわかっている」と言う人もいると思われます。しかし、このことをきっちり普段から実行できることと、理解だけしているということは、全く別問題ですし、これらのケアは『皮膚に症状が何もない時にやること』なのです。『荒れないために行う』、それが『ケア care』です。荒れてしまったら『キュア cure』が必要になるわけです。 ですから、何も起こっていないのに、普段から気をつけて行わなくてはならず、ゴールがない道をひたすら走り続けるような行為となり、それはそれで根気と努力、持久力が必要となります。 勿論、女性はその何倍もお化粧に時間とお金と手間をかけ続けているわけで、別にやる気になれば誰だってできることは明らかです。

そして、このようなあてのない持久戦となるために『何を頑張れば良いのか』というポイントを掴んで、効率よく、長く続けることが重要となるのです。大切なことだけやって、無駄なことをしない、という、良い意味の『手抜き』をしなければ長続きしません。

 話は変わりますが、健康のために歩きましょう、と言われると、その場合、一番重要なのは『歩数』なわけです。ところが、「何時頃歩けばよいでしょう?」とか「どんな靴がいいのでしょう」などと聞いてくる人がいます。そんなことは、何歩歩くのか、ということと比べれば、どうでも良いレベルの問題ですし、こういうことを言ってくる人は、往々にして歩いていません。

 

ですから、『ハンドケア』において、重要なのは『悪化因子である、外的刺激から保護する』ことに尽き、そのためにはゴム手袋等の使用、ハンドクリームでの保護をすること。

 そして、はっきりした皮膚の変化を認めたら、早めに皮膚科専門医を受診し、キュアとなる医薬品が必要な状態なのか診てもらうことです。

 

ちなみに、ゴム手袋に関してですが、以前は、所謂『ママさん手袋』といった、厚手のでかい、使い捨てではないものが主流でした。しかし、現在はフレンチシェフの多くは手袋をして調理するようになり、色々な用途に使用する、様々なタイプの手袋がスーパーやホームセンターで容易に入手できる時代となりました。 ですから、調理の時は薄手の使い捨てが良いですし、皿洗いなどはそれほど細かい作業ではないので、耐久性のある厚手を使い、洗髪に関しては、ゴムでは摩擦が大きすぎるのでビニール手袋が良いでしょう。 「手袋をして頭は洗えない」という人がいますが、研究によると、シャンプーで脂を落とすわけですが、手の脂を落とすためにシャンプーが結構使われるため、手袋をすると、より効率よく頭皮が洗浄できることがわかっています。 ということは、逆にシャンプーがいかに手にダメージを与えているか、ということです。 また、布や、紙も手の脂を吸い取ってしまいます。こんな時は、薄手の綿の手袋が良いでしょう。よく運転手さんが使っているやつですね。 Cardiniが舞台で使ってる奴・・・とも言いますが(笑)

それでは滑って扱いにくい、という場合は上から指サックをはめても良いですし、紙に接触する部分が限局しているなら、指サックだけでも良いかもしれません。

ハンドクリームは、なんでもよいわけで、どれが高機能か、というより、その人の生活環境や好みで選択すればよいのです。 手作業が多い人は、ベタツキの少ないものが良いでしょうし、香りが強いとまずい立場の人は無香性を選びましょう。素材が脂なので、紫外線の透過性が高まりますから、夏場に外に行く前に手の甲に使用すると、日焼けしやすくなる可能性があるので、日焼けどめとの併用をお勧めします。長年無頓着でいると、早い年代から手背にシミが生じるかも知れません。

 

ポイント ハンドケアは長期戦なので、重要なことだけ根気よく続ける。

 

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