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2017年3月 7日 (火)

Silent Twilight

鏡を使った Paul Harris' Twilight の現象が好きで、大学時代練習していました。原案はハーフダラーをひっくり返すと鏡の後ろのコインもひっくり返ってる、などの実に地味で伝わりにくい現象。日本人にとって見慣れないコインの表裏など認識できる訳もなく、違う種類のコインでやった方が良いことはすぐに思いつきました。

地味な上にクライマックスを欠いた手順だったのですが、Daniel Crossが最後に4枚になる方法を追加しました。 これはそれまでのストーリーとフィットしており良いオチですが、最後にぐちゃっと掴み取ると4枚あった、という風なあまり美しくない方法でした。 折角ならそれまでの「鏡をどけると静かに現象が起こっている」という流れで4枚出現させたい、と思って作ったのが元となる作品です。ここで音もなく現れるので“Silent Twilight”です。  この手順は、コインマジックとしては珍しく、手順中一度もコインマジックに付き物の、コインどうしが当たる音、というものが一切起こらない静かなところも売りの一つです。

これで何年も演じ、受けていたのですが、それでもパンチに欠けると思い出し、更に強力なものにするには・・・と考え、このクライマックスに至りました。 ジャンボコインなど出す手順がありますが、唐突すぎるし、ストーリーの流れに一番フィットして強烈な印象を与えるとすると、この現象しかないと思います。 音なしで沢山のコインが重ならず綺麗に並んで出現することを目指し、色々な方法を試しました。 最初に思いついたのは、コインの片面に布テープを貼り、音がしないようにして、全部を糸でつないで重ねておき、一気に引っ張ると音なしで綺麗に並ぶ、というものでした。簡単で力技ですが、出し終わったあと、片付けが大変です。それと比較すると、現在の方法はかなり改良され洗練されたと思います。

まだまだ改良の余地はありますが、現時点でまぁまぁの到達点にあると思っています。

ただし、この奇術、鏡の像が見えないと面白くないので、正面2人のお客さんにしか対応出来ない、超クロースアップなため、Magi・CULL Sundayでは殆ど登場しません(^_^;)

https://www.youtube.com/watch?v=JYavrlBmAkw

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