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2017年6月 6日 (火)

2017年6月の CULLの主な予定

マジシャンCULLの主な予定です。

いつものように、毎週日曜は Magi・CULL Sunday です。 よろしくお願い致します。(そろそろ、夏向け演出のマジックの準備しなきゃ・・・)

6月11日 マジシャンイーグルズの発表会が野々市フォルテで開催され、例年のごとく、始まるまで、ロビーでクロースアップを披露しお手伝いです。 この発表会自体無料ですので、皆様是非!

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“Pip-Eater”

この作品は、Tommy Wonderの “The Pip-eating Spider” (The Book of Wonder p.157)が原案です。 

原案は、ティッシュペーパーを丸めて、糸をつけたものを「トランプのマークを食べる蜘蛛」だと言い、手首にぶら下げ、1枚のダイヤの10の表面に蜘蛛をこすると、徐々にマークが減っていく。最終的にブランクとなり、ティッシュペーパー(蜘蛛)を開くと、中からマークが出てくる、と言うもの。

見たこともない現象であり、現象自体は1枚のカードの多重変化に過ぎないが、テーマが一貫しているので、わかりやすいし、演出がキュートであり、非常に惹かれました。 しかし、実際の手法は、ブランクに『ハーフ・ヒンジド・カード』という感じのギミックを使用し、1枚のカードにそれを挟み込んで、多重変化を可能とし、更に、大きさが半分なので、最終的に処理もしやすくなってはいますが、どうしても「手で一部隠している感」がつきまとい、この現象にここまで複雑なことをする必要があるのか?という疑問が湧きました。 最後の、ティッシュペーパーを開くと、ピップが出てくる部分も、オチとしては大して面白くもないし、不思議さはゼロ、そして、開いて出してくる作業も地味でダサい。

現象が魅力的な分、もったいなく感じ、2005年から、色々方法を考え始めました。改良点は変化時カードの全面が見せられること、食べる虫を紙玉ではなく、もっと見栄えの良い、あるいは真実味のあるものにすること、そして、最後のオチは、もう少し不思議さを出すこと。

つい先日まで、「虫と称する物体に糸をつけて、カードにぶら下げ、カード表面をブラブラさせるとカードのピップが減る」という原案現象に魅力があり、それを採用していました。そして、最後のオチのために、少々無理のある方法をとっていました。 元に戻すための方法として、デックに一度も近づけずに一気に解決する方法に変更し、そうすると、機構的にカードに虫をぶら下げるのが困難となりました。(原案通り、手首にぶら下げても良いのですが・・・)  そこで、虫から、もう少し大きめの生き物に変え、テーブルに置いた状態でカードをこすりつけることにしました。 少し前から別のマジックに使っている「ミンクの毛玉」が見た目も可愛く、生き物らしいので、これを使うことに。そして、ピップは動物から排泄された感を出す演出とし、最後はブランクにピップが戻る、という考えられる中で一番フィットするオチに。(大してオチてはいないが・・・)

一応、現時点である程度納得している手順ですが、、まだまだ改良の余地はあると思います。しかし、現象がキュートであり、そこにそれほどの不思議さを強調する必要があるのか、というバランスもあり、しばらくこの手順を使用し、検討することに。 

YouTube動画   

https://www.youtube.com/watch?v=OJ1AB0Pilwc

 

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