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2018年2月27日 (火)

“Midas Bar”

しばらく、YouTubeに動画をアップしていなかったのですが、久々にアップ。

今冬、金沢は酷い積雪で、当店Magi・CULL Sundayも閑古鳥すら鳴かないような静けさで、その危機感から、春に悪い流れを断ち切るべく、ご来店お誘いメールを単なる文章だけでなく、動画を添付するアイディアを思いつき、それにうってつけのものを考えました。

ポイントは 

①短時間で観終わるもの。 これはとても大切です。実際、YouTubeまで飛んで確認して貰える率は意外と低く、ましてや、1分超える場合、途中で切られることが多いもの。 

②視覚効果が高いもの。 ネット動画でのメンタルマジックなどは、本当に伝わりにくいし、どれだけ不思議でも、サクラを使えば簡単にできるものばかり。やはり、動画は視覚効果で勝負。 

③オリジナリティーの強いもの。 勿論一般客にとってではありますが、あまり観たことがない現象の方が、断然キャッチーです。

というわけで、色々悩み、店ではほとんどやっていない、古典的名作“Scotty York's Gold Finger”を題材に決めました。 わたしが愛用しているハンドリングは、原案からかなりシンプルに変え、しかし、角度に強く、テーブルホップで利用できる、実用性の高いものです。しかし、視覚的効果が高いものではありません。

そこで、動画向けに、すべての方法を変更しました。

現象は・・・黒い財布の中の4枚の銀貨が、次々に金貨に変わり、財布も金色に変わる。

まず、1枚目の変化は、古典的な“Double X”ですが、これは依然、一般のお客さんには強烈なインパクトを放ちます。その上簡単。 

続けざまに、同じ手法で3枚変えられれば凄いのですが、実際困難な上、同じことの繰り返しは冗長になりがちなので、ここは一気に変化させることに。 最初、Coin Cripによる処理を考えました。勿論、それはそれで良い手なのですが、どうやっても拳に3枚押し込むような、ある意味「ダサい」動きが必要です。全体の流れとして、どうしても淀んでしまいます。そこで、全く違った手法による処理を思いつきました。すなわち、Maginetic Coinsの使用です。それほど使用されないものではありますが、非常に応用範囲が高いものだと思います。実際、今回の作品にはバッチリフィットしてると思います。ほとんど無駄な動きなしで、3枚を一気に変化させることが可能になります。

そして、財布の変化。これも、視覚的効果を狙って、なるべく隠さず一瞬で変わるものを選びたい。そこで、今回は思いついた方法を全部動画撮影し、検討してみたのです。鏡に映して見るより、ずっと客観的に判断できるのが不思議な所です。しかし、どれも気にくわなかった。どうも、現象のフィット感が薄い。コインはすべて「金の棒でタップすると変化する」という演出だったのに、撮影した方法はどれも、棒は脇役で、魔法を掛けているようには見えなかったのです。 そこで、根本から考えを改め、「棒でタップしたら変わった」という風に見える方法を導入することに決めました。 そこで出来上ったのはこれでした。 あまり、見ない手法だと思いますし、他にも応用の効くものです。

マジックバーのコインのルーティーンにも追加できそうです。 少し楽しい(^_^)

ちなみに、題名の“Midas”は「触れるものすべてを金に変えたミダス王」の伝説にちなんでいます。

Midas Barhttps://www.youtube.com/watch?v=vR3V247dzac

 

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